WORKS LEFT IN THE ATELIER
アトリエ遺作群
本アーカイブは、作家の没後、自宅とアトリエに遺されていた作品群の全体像を失わないために開始された。
作品は販売や展示のために整然と管理されたものではない。中村陽子は美術教師として働きながら、活力や怒りを画面へぶつけるように描き、完成した作品をアトリエに重ねて置いた。長期保管により、汚れ、擦れ、亀裂、支持体の緩みなどを伴うものもある。
多くの作品には制作年や正式題名の記録が残されていない。掲載題名は遺族が整理のために付した仮題であり、制作時の命名ではない。寸法、状態、署名、裏面情報は現物確認に応じて順次更新する。
家屋の処分に伴い、すべての現物を一か所へ保存することはできない。そのため、まず撮影と管理番号によって作品群をデジタル上で回収し、代表作の保存、譲渡、販売後も、作家の制作体系を一つのアーカイブとして追跡できる状態をつくる。
初期公開範囲
現在は絵画44点を収録。陶芸、書、未撮影の絵画および関連資料は、整理の進行に応じて追加予定。
現在は絵画44点を収録。陶芸、書、未撮影の絵画および関連資料は、整理の進行に応じて追加予定。